2011年2月14日月曜日

消えた「国民の生活が第一」

 小沢元代表は、強制起訴をされた日の記者会見でも「『国民生活が第一』というスローガンのもとにこれからもがんばってゆきます」と語りました。
ところが、これに先立つ1月13日の民主党大会では、新しいポスターから「国民の生活が第一」の文字が消えたことが分かりました。民主党は09年の総選挙以来、10年の参院選も含めて一貫してこの言葉を使ってきました。いわば、政権交代を象徴するフレーズだったはずですが、それが、あっさり消えてしまいました。

 「新ポスターの作製が決まったのは、昨年秋。地方議員や民主党支持者が写ったポスターなんて貼れない」という声が殺到したために、文字だけのシンプルなポスターを作ることになりました」ということです。

 この『国民の生活が第一』という文言には、岡田幹事長が難色を示しました。このフレーズをとるわけにはいかないだろうと小さく入れたそうです、それでも幹事長はクビを縦に振りませんでした。結局、『国民の生活が第一』を除去し、替りに『新しい日本、進行中』が入れられました。

 もともと、岡田氏はポスターの製作は下手なのです。かれが代表時代の衆院選挙でも小泉首相にコテンパンにやられ、3分の2を自民党・公明党にとられてしまいました。その痛みを忘れてしまったようです。自分が出来ないことに口を挟むべきではありません。かれが、幹事長になって、選挙は、大敗続きです。これらの原因を小沢氏のお金の問題にしていますが、責任転嫁も最たるものです。まじめだけが、取り柄と思っていましたが、これもマスコミが作った偽像だったようです。

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