2011年2月9日水曜日

与謝野大臣の暴走(1)

 与謝野経済財政担当相(72)には困ったものです。米国の格付け会社S&Pが日本国債の長期格付けを「AA」から「AA―」に引き下げました。あのスペインやスロベニアよりも下です。アメリカが「AAA」というのも怪しげな格付けですが、「AA―」を喜んでいるのが、与謝野氏です。消費増税に追い風になったと思い込んでいますし、経済オンチの菅首相やマスコミも与謝野氏のしわがれ声に騙されています。

 与謝野氏は、を菅首相から「三顧の礼」で迎えられたと思っているようです。消費税についても、民主党は「消費税アップは鼻血も出ないくらい無駄をカットしてからだ」とこれまで訴えてきましたが、与謝野氏は18日の民放で「まず無駄を省きましょう、その次は経済成長しましょう、それから消費税増税というのは、逃げの議論だ」と、民主党の党是を完全否定しました。(明日に続く)

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