2009年7月2日木曜日

中国のEV(電気自動車)

 世界で最も自動車が売れているのは、中国になりました。常に中国の幹部と話す時に中国人がガソリンエンジン車に乗ると世界の石油需要が増え、大変なことになると言っておりました。その際に「彼らはよく分かっている」と答えていました。地位が高くなるほど、その傾向が強いのです。
 今年4月の上海のモーターショーは、大盛況だったようです。ここでも人気があり、注目を浴びたのがEVでした。上海汽車、蓮花汽車、華晨汽車、東風日産、奇瑞などが続々とEVを発表し、展示していました。この流れは、一時的なものではなく、本格的に続くでしょう。
 今後、もっとも車の所有者が増えると思われる中国では、いい傾向と思います。多分、そう時間が経たない間に高速道路沿いには、プラグイン車用のスタンドが出来るでしょう。自動車メーカーも既存のメーカーだけではなく、これまで車に関係ないメーカーまで参入して来るでしょう。日本のメーカーにとっても、チャンスになります。特に、トヨタ、ホンダ、日産以外のメーカーにチャンスがあると思います。今後の中国のEVは、目が離せません。

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