2009年7月1日水曜日

老舗米EVメーカー復活

 JAF Mate 2009/7によりますと、100年前に電気自動車を製造していたデトロイト・エレクトリック(DE社)は、1930年に破産していましたが、2008年に米国のEVベンチャーのZAP社に買い取られていましたが、このEVブームで再生したようです。
 この4月にマレーシアの自動車メーカーのプロトン社と提携し、プロトン車をベースにEVを2車種製造しました。2012年までに27万台を米国、欧州、中国で販売するそうです。2車種ともリチウムポリマー電池を搭載しています。1回の充電で、180kmと325kmを走れるそうです。価格は、約230万円と約280万円。100年前には、エジソンやヘンリー・フォードの妻クララも顧客だったそうです。
 ここでは、DE社とプロトン社の提携は、好ましいと述べています。DE社は、今から自動車の生産設備を導入するのは、難しい話ですし、プロトン社はEVの技術やノウハウを手に入れるのは簡単ではありません。
 EVというのは、車の足回りもエンジン車に比べると随分簡単なので、従来の自動車メーカーでないところが出てくるかも分かりません。タカラ・トミーなどが作ると面白いでしょう。車メーカーと電池メーカーのタイアップは進んでいますが、三洋電機のように独自にEV用の電池の開発をやっているところもあります。インドのタタ自動車ではありませんが、おそろしく安いEVが出て来る気がします。

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