2009年7月23日木曜日

日本人の“必勝”と中国人の“不敗”

 アーサー・D/リトルプリンシパルの川口盛の助氏の「勝負パンツと科学」によりますと、勝負○○と呼ばれるものが、インターネットで調べると、下着系では、勝負下着が約25万、勝負パンツが約10万、勝負スーツが1万、勝負ネクタイが約1000、勝負ネイルが約1万、勝負メークが約8000、勝負靴が約8000、そのほか勝負メガネ、勝負ピアス、はては勝負携帯(ソフトバンク?)、勝負カメラまであるようです。下着でも勝負します。これは、別に勝負とは、違うと思うのですが、悩殺で相手をノックアウトしようという魂胆のようです。これは、女性専用かと思えば、男性も勝負パンツでのぞむ人もいるようです。
 どうも日本人は、勝ちにこだわり過ぎます。受験生などが、頭に“必勝”と書かれたハチマキを巻いたりしています。これは、テレビの世界だけと思うのですが、土産物屋さんでも売っています。どこまでも自分が勝つことにこだわります。ところが、中国人は、勝ちにこだわりません。むしろ、負けない方法をとります。これは、日中のビジネススタイルも現れていて、“勝つ”ことにこだわる日本は、最後には疲れて負けます。古くは、日中戦争もそうです。日本軍は、上海、南京その他の局地戦では、勝つのですが、最後には、負けてしまいます。これは、ビジネスでも同じようです。“勝つ”ことにこだわりますと最後には負けて中国から撤退の憂き目に遭います。中国人の長所は、是非、見習いたいものです。

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