2013年3月25日月曜日

姦通罪で石打ち死刑

  パキスタン北西部の町パラチナルで310日、スンニ派のパキスタン軍兵士(25)がシーア派の地元少女(18)と密会していたとして村人たちに拘束されました。兵士アンウォー・ディンは少女に思いを寄せ、墓地で3回以上「親密な関係」を持つことを認めました。

そして、村民会議は同兵士を姦通罪で石打ち刑に処することを決定しました。12日に刑が執行され、3040人の兵士が投石して死亡させたと報じています。厳罰の背景にはスンニ派とシーア派の対立があります。パラチナルの村民はシーア派です。毎年200人前後が宗教的対立でスンニ派に殺害されています。兵士がスンニ派であったため、日頃の反感もあって死刑判決が下されたようだと報じています。

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