2013年3月22日金曜日

パナソニックがプラズマテレビ撤退

  パナソニックは、プラズマテレビを14年度をメドに撤退する方向で検討に入ったと318日の日経新聞が1面で報じていました。液晶テレビも自社でのパネル生産を縮小し、大半を外部からの調達に切り替えます。

 テレビ事業は、ピーク時の09年度は1兆円を越えていました。

 パナソニックは、液晶とプラズマを追いかけたことが失敗だったと思いますが、これほど鮮明な経営者の判断ミスは、いずれ経営の教科書に載るでしょう。“二兎追うもの”の典型のように思います。

パナソニックは、1997年に初めてプラズマテレビを発売しましたが、日立が08年度、パイオニアが09年度に次々と撤退し、液晶テレビに替ってゆきました。

 プラズマテレビについては、昔から、首を傾げることがありました。まず、EURoHSには、プラズマテレビは合格しないはずです。したがって、特殊な地域以外は、輸出できません。また、中国では、早い段階から販売店の店頭から、プラズマテレビは姿を消しました。液晶テレビの方がいいという評価のためです。それなのに、巨大な設備投資を相変わらず進めました。セミナーなどでも警鐘を鳴らしたことがあるのですが、パナソニックの経営者には、残念ながら届かなかったようです。
 

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