6月14日8時43分頃、岩手宮城の内陸部で地震が起こりました。規模的には、非常に大きいものでしたが、人口が少なかったために、規模のわりには、大きな被害にはならなかったようです。隠れた活断層が原因であったといわれていますが、わたしには、細倉鉱山の影響があったように思います。地すべりだけでなく、大きな陥没のように見えます。この地震によって、坑道が落ちたのではないでしょうか。阪神淡路の地震も活断層が原因でしたが、野島断層を見ても今回のような落ち方はしていません。表土の下に大きな空洞(坑道)があって、これが落ちたように思います。
この鉱山は、1100年前もしくは1200年前から鉛や亜鉛、金や銀も産出しました。坑道の長さは、全長500キロ以上になるそうです。徳川時代には、仙台藩が管轄しました。昭和62年3月閉山して、今は三菱マテリアルが出資し、細倉マインパークとなっています。
一度、活断層によって起こったということとは別に、細倉鉱山跡の坑道がどう走っていたかも調べて欲しいものです。
(写真はHASSHU CO.,LTD. が撮影したものです。)
0 件のコメント:
コメントを投稿