2008年6月21日土曜日

再び「自転車」王国になるか?自転車通勤でエコ


中国では、6月1日より全国でビニール袋が有料になりました。国務院(日本の内閣府に相当)よりの命令で、全国各地で始まりました。
空港での買い物でも、レストランで残りの食事のテイクアウトでもすべてビニール袋は有料です。当社シンセン事務所の中国人女子社員は、毎日マイエコバッグを鞄に入れて通勤しています。
北京空港では、1枚1.5人民元(約24円)でした。上海では、無料でビニール袋を提供する店員には、1万元(16万円相当)の罰金が科せられます。
地球に住む人間の4人に1人は中国人といわれています。13億の中国人が一斉にエコに貢献するようになると、環境保護の未来は明るくなります。
中国は近年、自動車の需要量が年々増えています。かつての「自転車」王国は、いつの間に「自動車」王国に変わっています。

しかし、山東省は異例なことが起きています。
省書記は徒歩、省長は自転車通勤でエコの宣伝をしています。
省書記と省長に会うために、徒歩もしくは自転車通勤の市民が急増しているそうです。統計によると、省共産党書記、省長の行動により、山東省で16万人の幹部がエネルギー削減活動に参加し、ほとんどの政府機関が、6階以下のエレベーターを運行を停止し、事務所の冷房もすべて停止しています。
これに比べると、日本はまだまだのように思います。是非、省エネに、努めましょう。

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