2012年3月19日月曜日

中国情報の嘘

 たとえば、車の伸びが落ちているから、中国は不況だというひとがいますし、高名な知識人(?)も同様に言います。まず、中国人であるが、大学の先生などをやっていて中国にほとんど帰っていない人が、「今、中国では・・・」と発言します。朝のメインキャスターもこういうひとのいうことは、すべてが真実かのように言います。

これらの中国人評論家は、どこから情報を入手しているのでしょうか。ほとんどがネットからの情報です。中国の友人に電話をして聞くなどするひとは、真面目な方で、そういうこともしなくなっています。なにを言いたいかと言いますと、こういう専門家という人と一般のひとと情報の質には、差がないということです。あまり担ぎ上げないことを祈ります。12日もたけしのテレビタックルに韓国人の日本の大学の先生が、うるさいことうるさいこと、こういうひとが先生であれば、学生も見習って、人の話を聞かないでしょう。

 さて、車の話。たしかに車の登録台数は減っています。わずかです。かといって、これは不況のせいではありません。中国は、車が増えすぎていて、抑制しようとしています。いろんな対策を検討中です。北京などは、偶数日には、偶数のナンバーの車しか、走れません。タクシーは別ですが。あれやこれやで、ブレーキをかけています。他府県ナンバーも制限しています。昼間は、走れないので、暗くなって、田舎に帰っていきます。公用車は、中国ブランドの車でないとだめだという通達も出ます。

 今、中国は、けっして不況ではありません。ただ、これまで行き過ぎていたことは事実で、修正されるべきです。わたしの元部下も、マンションをいくつも持っています。投機として買っているのです。これらは、バブルが弾けたほうがいいでしょう。

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