2012年8月13日月曜日

中国が南シナ海に「三沙市」を発足

 中国海南省政府は、7月17日、南シナ海の西沙、南沙、中沙の3諸島を管轄する「三沙市」を正式に発足させると発表しました。
 中国メデイアによると、同市は諸島と海域を合わせると約200万平方km(日本の国土面積の約5倍)。人口は約1000人ということです。

 ベトナムは西沙、南沙両諸島の領有権を明記した海洋法を6月21日に国会で可決させ、双方が非難合戦を続けています。
 また、米軍はパラワン島に艦船を展開する方向といいます。
 フイリッピン政府はスービ、ミスチーフ礁とも同国が主張する排他的経済水域(EEZ)内にあるとして中国の動きに反発しています。
 アジア重視をうたうアメリカともからみ、目が離せないことになってきました。尖閣列島も中国は実効支配を狙って来るでしょう。ぼっとした民主党政権では、どうにもならなくなって来るでしょう。

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