福島第1原子力発電所事故で通常の数十倍の放射線量が検出されている福島県の学校の校庭などの線量低減のため、文部科学省は5月8日、福島市の表土と下層の土の入れ替え「上下置換工法」を実地検証しました。その結果、線量が10分の1以下に下がる効果がありました。 検証したのは同市の福島大付属幼稚園の庭でした。
文科省は4月、小中学校などで毎時3・8マイクロシーベルト以上の放射量を測定した場合、屋外活動を制限するという基準を設定しています。だが、線量を下げる具体策を示さず、地元自冶体は対策を要望していました。
福島県郡山市は独自に校庭などの表土を取り除きましたが、処分先が決まらず、校庭でシートを掛け保管しているといった状態です。
今、表土を取り除いても次から次に放射線は、降ってきます。原発は落ち着いていないのです。それどころか、毎日、想定以外(?)の事故が起こっています。ここは、しばらくは屋内で体操をするしかないでしょう。原発からの放射線が減ってからでないと、表土入れ替え作業は、効果がないと思います。父兄に対するパフォーマンスにしか過ぎません。
0 件のコメント:
コメントを投稿