5月28日付毎日新聞の朝刊にスクープ記事として、標記のことが書かれていました。3月11日の震災発生当時、清水正孝社長は実は、夫人同伴で奈良見物をしていたと報じられました。あまりに杜撰な安全意識の上に、福島第一原発は存在していた。 司令塔であるはずの清水社長が不在だったことが、原発事故へ初期対応を遅れさせた可能性も指摘されてきました。
3月10日木曜日の午後4時過ぎに1台の車が奈良市内にある「奈良ホテル」の車寄せに滑り込みました。降り立ったのは、清水社長夫婦と社長秘書。「関西の迎賓館」の異名をとる奈良ホテルは、明治42年、奈良公園の高台に、東京駅などを設計した建築家、辰野金吾の手により建造されました。天皇皇后両陛下や外国の賓客も泊まっていますし、オードリヘップバーンなども宿泊しています。
宿泊料金も超一流です。ちなみに、部屋のタイプはスイート、デラックス、スタンダードに分かれており、料金はそれぞれおよそ、一泊34万円、5万円、3万円に設定されています。
震災当日の予定は、平城京の見学の後は、夜は東大寺の風物詩である「修二会(お水取り)」の見物が予定されていたそうです。
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